マッサージ鍼灸サロン インプルーブ

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【肩関節の治り方が変わる】角度測定だけじゃダメ?エンドフィール(最終域抵抗感)で見極める四十肩・肩の痛みの本当の原因と改善法

おはようございます☀

北九州市八幡東区のマッサージ鍼灸サロン インプルーブです。

本日も営業中です😀

 

肩関節は人間の中で最も可動域が大きい反面、構造的に解剖学的安定性が低く、軟部組織(筋、腱、関節包、靭帯)への依存度が非常に高い関節です。

そのため肩関節の評価においてエンドフィール(End-feel:最終域抵抗感)を正確に把握することは病態の同定と適切なアプローチを選択する上で極めて重要です!

 

1.肩関節における正常なエンドフィール

肩関節運動における正常なエンドフィールは主に「弾性・関節包性(Firm)」または「軟部組織性(Soft)」を呈します。

外旋・内旋・外転:主に肩関節包(上・中・下肩甲上腕靭帯など)や腱板が引き伸ばされるため、張りはあるがわずかに伸びる皮ベルトのような適度な弾性抵抗(Firm / Capsular)を感じます👍

屈曲(挙上):肩甲上腕関節の関節包や広背筋・大胸筋などの伸張感に依存し、同様に Firm となります。

水平内転:大胸筋や三角筋前部などの筋肉同士が接触し、軟らかい感触(Soft)となる場合があります。

 

2.異常なエンドフィールの病態解釈

肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)や腱板損傷、インピンジメント症候群などではエンドフィールに明らかな異常が現れます。

① 関節包パターン様の硬い抵抗感(Hard / Early Capsular)

特徴:可動域の早い段階でカチッとした遊びのない強固な抵抗を感じる状態。

主な原因:肩関節包の肥厚・縮小(凍結肩 / 粘液滑液包炎)。特に下肩甲上腕靭帯の縮小は外旋および外転の重度な制限を引き起こします。

② 筋スパズム(Spasm)

特徴:最終域に達する前に受動運動に対して患者の筋肉が防御的に「キュッ」と反射的に収縮する手応え。

主な原因:急性期の腱板炎、滑液包炎、肩関節脱臼後の不安定性など。組織のメカノレセプター(受容器)が過敏になり、痛みを避けるための生理的防御反応です。

③ エンプティ(Empty)

特徴:検者が手応え(物理的抵抗)を感じる前に患者が強い痛みを訴えて運動を拒否する状態。

主な原因:急性期の広範囲腱板断裂や石灰沈着性腱板炎**などメカニカルなストップではなく、強烈な化学的痛みが制限因子となっています。

 

3.治療展開への活用臨床エビデンスに基づくアプローチ

評価したエンドフィールの質に応じて、選択すべき介入アプローチが根本的に変化します。

Capsular(関節包性)の場合:組織構造自体の短縮・粘弾性低下が原因であるため関節モビライゼーション(グレードIII〜IV)や低負荷で長時間のストレッチ(LLLD: Low-Load Long-Duration)が非常に効果的です。

Spasm(筋スパズム)の場合:

関節包の機械的伸張は逆効果(炎症増悪)となるため温熱療法などの物理療法や自動運動・相反抑制を利用した筋リラクゼーションが優先されます。

Empty(エンプティ)の場合:

他動的な可動域拡大訓練は厳重に禁忌とされます。消炎鎮痛剤の投与や三角巾等による固定・安静指示を行い、消炎を最優先とします!

肩関節の評価では単に角度計で可動域の量を測るだけでなく、エンドフィールという質を感じ分けることが安全かつ効果的なリハビリテーションの鍵となります🙂‍↕️

 

 

● マッサージ鍼灸サロン インプルーブは八幡駅から徒歩6分です。

患者様のご症状解消・改善を第一に考え、豊富な知識と経験に加えて、多彩なマッサージ術と整体術を組み合わせて治療に努めています🍀

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この記事の執筆・監修:院長富田(厚生労働大臣免許保有:あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師/バイオメカニクス・運動連鎖に基づく根本改善専門)